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ガルバリウム鋼板での屋根カバー工法とは?メリット・デメリットと注意点
2025.04.08
屋根の老朽化による雨漏りや、見た目の悪さでお困りではないでしょうか。
屋根リフォームは高額な費用と長い工期を想像しがちですが、ガルバリウム鋼板での屋根カバー工法なら、既存の屋根を撤去せずに新しい屋根材を重ねるため、費用を抑え、工期を短縮できる可能性があります。
しかし、DIYでの施工は危険を伴うため、プロへの依頼が不可欠です。
今回は、ガルバリウム鋼板での屋根カバー工法のメリット・デメリット、費用、注意点などを解説し、安全で安心なリフォームを実現するための情報を提供します。
ガルバリウム鋼板での屋根カバー工法のメリットとデメリット
費用対効果の比較
ガルバリウム鋼板屋根カバー工法は、既存屋根材の撤去が不要なため、葺き替え工法と比較して費用を抑えられるケースが多いです。
ただし、屋根の面積や形状、既存屋根の状態、使用するガルバリウム鋼板の種類などによって費用は大きく変動します。
一般的には、㎡あたり8,000円~10,000円程度が相場ですが、複雑な屋根形状や下地補修が必要な場合は、さらに高額になる可能性があります。
葺き替えと比較して、短工期で済むため、人件費も抑えられる傾向があります。
費用面では、長期的な視点で、メンテナンス費用や耐用年数を考慮することも重要です。
耐久性と耐候性
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板で、優れた耐久性と耐候性を持ちます。
錆びにくく、長期間にわたって美しい外観を保ちます。
特に、超高耐久ガルバを採用した製品は、従来のガルバリウム鋼板よりも3倍以上の寿命が期待でき、メンテナンス頻度も低減できます。
ただし、塩害地域など、環境条件によっては耐久性が低下する可能性があるため、注意が必要です。
遮熱性と断熱性
ガルバリウム鋼板は、熱伝導率が低いため、遮熱効果に優れています。
さらに、断熱材と一体化した屋根材も存在し、夏は涼しく、冬は暖かい快適な住空間を実現できます。
断熱材の有無や厚さによって、遮熱性・断熱性は大きく変わるため、使用する屋根材の仕様を事前に確認することが重要です。
施工期間と騒音問題
カバー工法は、既存屋根材を撤去する必要がないため、葺き替え工法と比較して施工期間が短縮できます。
通常、数日から2週間程度で完了するケースが多いです。
また、騒音や粉塵も少なく、近隣への迷惑も軽減できます。
ただし、屋根の形状や大きさ、天候などによって施工期間は変動する可能性があります。
カバー工法が向かないケース
・下地が腐食しているなど、既存屋根の状態が悪い場合。
・雨漏りしている場合。
・屋根の勾配が緩すぎる場合。
・日本瓦などの重量のある屋根材を使用している場合。
・火災保険の適用を検討している場合(カバー工法は適用できない可能性が高い)。
これらのケースでは、葺き替え工法の方が適切な場合があります。


ガルバリウム鋼板での屋根カバー工法を成功させるための注意点
下地状況の確認の重要性
カバー工法は既存屋根の上から施工するため、下地状況の確認が非常に重要です。
下地が腐食していたり、劣化していたりする場合は、雨漏りなどのトラブルにつながる可能性があります。
施工前に必ず専門会社による点検・診断を行い、必要に応じて下地補修を行う必要があります。
契約内容の確認
契約書には、工事内容、費用、工期、保証内容、支払い方法などが明確に記載されていることを確認しましょう。
不明な点があれば、会社側に質問し、納得した上で契約を結びましょう。
保証内容の確認
当社のような専門会社は、施工後一定期間の保証を提供しています。
保証期間や保証内容をしっかりと確認し、万一のトラブルに備えましょう。
保証書を必ず受け取り、保管しておきましょう。
アフターケアの確認
施工後のアフターケアについても確認しておきましょう。
当社のようにメンテナンスサービスを提供している会社を選ぶことが大切です。
DIYは危険
屋根の上での作業は非常に危険です。
高所からの転落事故や、屋根材の落下事故など、重大な事故につながる可能性があります。
DIYによる施工は絶対に避け、必ず専門会社に依頼しましょう。


まとめ
ガルバリウム鋼板での屋根カバー工法は、費用を抑え、工期を短縮できる屋根リフォームの方法ですが、既存屋根の状態や下地状況など、注意すべき点が多くあります。
DIYは危険なため絶対に避け、専門会社に依頼することが重要です。
本記事で紹介したメリット・デメリット、費用、注意点などを参考に、安全で安心な屋根リフォームを実現しましょう。
長期的なコストや、住まいの安全性を考慮し、賢い選択を行いましょう。
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