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住宅オーナー必見!金属板カバー工法で屋根リフォーム
2025.04.04
屋根の金属板カバー工法は、既存の屋根材の上に新しい金属板を被せるリフォーム方法です。
雨漏りや老朽化が気になる屋根の修繕に有効な選択肢として注目されています。
しかし、どのような金属板が適しているのか、費用はどれくらいかかるのか、DIYで施工できるのかなど、多くの疑問があるかもしれません。
今回は、屋根の金属板カバー工法について、メリット・デメリット、注意点などを分かりやすく解説します。
屋根の金属板カバー工法とは何か?
金属板の種類と特徴
金属板カバー工法に使用される金属板には、ガルバリウム鋼板、亜鉛鉄板、銅板など様々な種類があります。
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛の合金で、耐食性・耐久性に優れ、軽量であることから多く用いられています。
亜鉛鉄板は、コストパフォーマンスに優れていますが、ガルバリウム鋼板に比べると耐食性は劣ります。
銅板は、高級感があり、経年変化による風合いを楽しむことができますが、価格が高いのが特徴です。
それぞれの金属板の特徴を理解し、建物のデザインや予算に合わせて最適な素材を選択することが重要です。
カバー工法のメリット
屋根カバー工法のメリットは、既存の屋根材を撤去する必要がないため、工期が短縮され、費用を抑えられることです。
また、既存の屋根材と新しい金属板の二重構造になるため、断熱性・遮音性が向上し、雨音や外部の音を軽減する効果も期待できます。
さらに、アスベスト含有屋根材の上から施工できるため、アスベスト除去にかかる費用と手間を削減することも可能です。
カバー工法のデメリット
カバー工法は、既存の屋根材の上に重ねて施工するため、屋根全体の重量が増加します。
そのため、建物の耐震性に影響を与える可能性があることには注意が必要です。
また、既存の屋根材の状態によっては、カバー工法ができない場合があります。
下地が腐食していたり、雨漏りがひどい場合は、葺き替え工事が必要になります。
さらに、火災保険の適用が受けにくいケースもあるため、事前に保険会社に確認することが重要です。
カバー工法が適さないケース
既存の屋根材が瓦の場合、カバー工法は適しません。
瓦は形状が複雑なため、新しい金属板をしっかりと固定することが困難です。
また、既存の屋根材が著しく劣化している場合や、雨漏りが深刻な場合も、カバー工法は適さず、葺き替え工事が必要になります。
下地が腐食しているなど、建物の構造に問題がある場合も、専門会社に相談し、適切な工法を選択する必要があります。
カバー工法の注意点
カバー工法は、専門知識と技術が必要なため、DIYでの施工は絶対に避けてください。
高所での作業は危険が伴うため、熟練の職人による施工が不可欠です。
施工前に、屋根の状態をしっかり確認し、適切な金属板の種類や施工方法を選択することが重要です。
また、施工後の保証やアフターサービスについても、事前に確認しておきましょう。
当社では、工事後はアフターフォローを行っています。


屋根の金属板カバー工法を行う際の注意点
DIYは絶対にしないこと
屋根の上での作業は非常に危険です。
転落事故やケガのリスクが高いため、DIYは絶対に避けてください。
専門会社に依頼することで、安全かつ確実に工事が行われ、万が一の事故にも対応できます。
専門会社への相談
カバー工法は、屋根の状態や建物の構造、予算などを考慮して、最適な施工方法を選択する必要があります。
専門会社に相談することで、適切なアドバイスを受け、安心・安全なリフォームを行うことができます。
工事期間と騒音対策
カバー工法の工事期間は、屋根の面積や複雑さによって異なりますが、数日から数週間程度です。
近隣住民への配慮として、工事期間や騒音について事前に説明し、理解を得ることが大切です。


まとめ
屋根の金属板カバー工法は、工期と費用を抑えつつ、屋根の機能を向上させる効果的なリフォーム方法です。
しかし、DIYは危険なため、必ず専門会社に依頼しましょう。
金属板の種類、屋根の状態、予算などを考慮し、最適な施工方法を選択することで、長持ちする屋根を実現できます。
事前に専門会社に相談し、適切なアドバイスを受けることが大切です。
雨漏りや老朽化が気になる場合は、早めの点検とリフォームを検討しましょう。
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