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ガイソー山口店

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屋根材の種類と塗り替え時期は?塗装の必要性についても教えます!

2023.10.20
みなさんこんにちは♪
ガイソー山口店の岡田です(⌒∇⌒)
今日は良くある疑問「屋根の塗り替え時期っていつ?」を解消するため、屋根材の種類と塗り替え時期をご紹介します。
メンテナンス時期は屋根材の種類によって変わりますのでお住まいの屋根はどれなのか、当てはまる症状はないかをチェックしましょう!
また、「なぜ塗装をする必要があるのか?」という方のために塗装の必要性についても教えますのでぜひ最後まで読んで今後のリフォームの参考にして下さい♪

【目次】
1.耐用年数と耐久年数とは?その違いについて
2.屋根材の種類と塗り替え時期
①ストレート系
②金属系
③粘土系
④セメント系
⑤石付ガルバリウム鋼板
3.外壁や屋根を塗装する理由と必要性について
4.最後に伝えたいこと

耐用年数と耐久年数とは?その違いについて

本題に入る前に補足として「耐用年数」と「耐久年数」についてお話します。
リフォームを検討していると、よく目にするこの2つの言葉「耐用年数」と「耐久年数」
みなさんはその言葉の意味や違いを知っていますか?
似ているようでまったく違う意味の言葉なので覚えておきましょう!
 
耐用年数とは
耐用年数とは、対象資産を使用できる「期間」のことです。
資産価値を算出するために使われる期間のことで、主に減価償却費の計算基準として使われます。
減価償却資産は、長く使用すればするほど物理的に損耗し、価値が下がっていきます。そして、いつかはその資産が持つ本来の価値を喪失することになります。
耐久年数とは
耐久年数とは、各住宅メーカーなどが独自のテストや判断を基に「このくらいの期間であれば問題なく使用できると」と考えている目安の期間です。
使用状況や環境などで実際に使用できる年数は変動します。
そのため、公表している耐久年数より前に問題が起こることもありますし、過ぎたからといって必ず問題が起こるわけでもありません。
あくまで参考程度にとどめておきましょう。

屋根材の種類と塗り替え時期

①スレート系

スレートは主にセメントと繊維材料を原料とし、約5mmの薄い板状に加工した人工的な屋根材です。
日本のスレート系屋根の大部分が人工的な化粧スレートです。
薄く軽いため施工性がく、新築時の費用を抑えることができます。
苔やカビの発生、割れの劣化症状が出やすいです。

塗り替え目安年数:10年
点検目安年数:7~10年⁡
耐用年数:30年

【こんな症状が見られたらメンテナンス時期】
・色褪せ→色あせが見られたら赤信号!天井裏の雨染みは屋根が傷んでいる証拠です!
・割れ→色あせが更に劣化するとひび割れや破損に繋がる恐れがあります!コケやカビを放置すると割れの原因になるため定期的にチェックしましょう!

②金属系⁡

金属屋根は大きく分けて6種類あります。
①ガルバリウム鋼板
②ジンカリウム鋼板
③トタン
④銅板
⑤ステンレス
⑥チタン
非常に軽量で耐久性が高いことが特徴。
種類も豊富なのでお住まいにあった素材を選ぶことができます。
一方で金属なので水に弱く、サビが起きます。サビが進行すると穴があくこともあります。
金属屋根はどれもメンテナンス次第で長持ちする非常に優れた建材です!
定期的な点検とメンテナンスをしっかり行うことで屋根の寿命を守りましょう。

塗り替え目安年数:10年
点検目安年数:10~15年⁡

耐用年数:20~40年

【こんな症状が見られたらメンテナンス時期】
・サビ→一度サビてしまうと健全な部分にもサビが侵食。放置すると穴が開いてしまいます!
・浮き→劣化すると板金を止めている釘の浮きや屋根材の割れ、反りが起こります!浮いた部分から雨水が入り込んでしまうため早めにメンテナンスしましょう!

③粘土系

粘土瓦の最大の特徴は基本的に塗装の必要がないということです。
多くの屋根材は防水機能がないため、水から守るために定期的な塗装が必要になります。
ところが粘土瓦は含水率がとても低く、雨水が染みることはありません。
非常に高い耐久性を有していることも昔から使われている理由の一つです。
しかし、瓦を固定している漆喰などは劣化するため10年を目安に点検・メンテナンスをする必要があります。

メンテナンス目安年数:7~10年
点検目安年数:10~20年⁡
耐用年数:50年以上


【こんな症状が見られたらメンテナンス時期】
・ヒビ、コケ→表面に細かいヒビが入った現象を貫入と言います。小さいものは問題ありません!
・ズレ→漆喰が剥がれ、瓦が固定されていない状態です。少しの衝撃で瓦が落ちてしまうため大変危険です!

④セメント系

セメント瓦は陶器瓦に比べ安価で製造しやすいため、住宅不足が顕著だった高度経済成長期に広く普及した屋根材です。
陶器瓦と形が似ているため見分けにくいです。
粘土系の瓦と違い、セメントが水分を吸収するため水に弱いです。
そのため時期が来たら塗装をし、水から守ってあげる必要があります。陶器瓦に比べると耐用年数は短いですが、30年~40年程度持ちます。

塗り替え目安年数:7~10年
点検目安年数:10~15年⁡
耐用年数:30~40年


【こんな症状が見られたらメンテナンス時期】
・色褪せ→セメント系の屋根材は色褪せを起こします。そのため定期的な塗装が必要です!
・ズレ→瓦がズレていると、建物の中に雨水が侵入しやすいです。放置すると建物の寿命を縮めてしまうこともあるため注意が必要です!
・割れ→塗膜が剥がれて表面に骨材が現れた状態はもろく、少しの力で割れてしまいます!雨漏りの原因になるため気を付けましょう!

⑤石付ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼鈑に天然石を吹き付けた新しい屋根材。
雪留め効果があるため雪の多い地方を中心に広がりを見せています。
塗り替えの必要がなく耐久性が高いので、長期間メンテナンスフリーで今後のメンテナンスコストを大幅に抑えることができます。
メーカーの長期保証がつきますので安心してご利用いただけます。
石を吹き付ける分、ガルバリウム鋼鈑よりは若干重量が重くなるものの、粘土瓦やスレートなど他の素材と比べると非常に軽量で、建物に負担をかけずに耐震・免震・抑震対策をすることができます!
デザインや色が豊富なのでお住まいの外観にあったものを選びつつ意匠性を高めることができます。

点検目安年数:10~20年⁡
耐用年数:30年以上


【メンテナンスについて】
経年とともに表面の石粒が少し落ちることはありますが、品質上問題ないレベルだとされています。
強い鋼板とは言え、絶対錆びないとは言えません。
なにかの衝撃でキズが入ったり海岸地方で潮風が当たるなどし、劣化する可能性もあります。
万が一サビが見られた場合には早めに業者に相談しましょう!

外壁や屋根を塗装する理由と必要性について

みなさん一度は思ったことありませんか?
「メンテナンスが大変なのになんで塗装しないといけないんだろう?少しくらい放置しても平気でしょ。」と。
結論から言うとそれはNO!です。塗装の目的は『水などの外から来る劣化要因から家を守るため』です。
外からの刺激は様々です。
紫外線、雨風、砂埃などを日々受けることによりダメージが蓄積し、やがて劣化が症状として現れるようになります。

わかりやすく例えるならば…
塗装していない家は服を着ていない人と同じです。
私達人は着飾るためだけでなく、【雨の日は傘や合羽】日差しの強い日は【帽子や日傘】というように服やアイテムで外からの汚れや刺激を防いでいますよね。
家も人と同じように素材自体が劣化しないように(ダメージを受けないように)そうした刺激を防いでくれる保護が必要なんです。
そのため、色褪せや塗膜の剥がれが見られたら保護がなくなってきている状態なので塗り替えましょう!と言っているわけです。
このサインを見逃すと、塗料の劣化ではなく下地(外壁材や屋根材)の方に症状が現れるようになり、最悪の場合は建物自体に深刻なダメージが及んでしまいます。
そうなると工事の費用が高額になりますし、塗装不可になることも十分考えられます。
後で後悔しないために早めの点検・メンテナンスが大切なんです!!

最後に伝えたいこと

定期的な点検・メンテナンスがお住まいの寿命を守ります!

今ある大切なお住まいを長く守っていくためには定期的な点検・メンテナンスが最も重要です。
とは言え自分で点検するというのは大変ですし高い場所に登るとなると危険もあります。
当店では『外壁・屋根診断』『雨漏り診断』を無料で行っています。
気になる場合は下記フォームよりお気軽にご相談ください(⌒∇⌒)
もちろん診断以外のご相談も大歓迎ですのでまずはあなたのお悩みをお聞かせください。

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