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塗料の下塗りとは?種類と役割を徹底解説!失敗しないための選び方も紹介
2024.11.16
DIYで家の塗り替えに挑戦しようと思っているけど、下塗りについてよくわからない方へ嬉しいお知らせです。
下塗りって本当に必要なのか、どんな種類があるのかといった悩みをお持ちのみなさんへご報告です。
この記事では、塗料の下塗りの役割や種類、選び方について解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
□塗料の下塗りの役割とは?
塗料の下塗りは、単に塗料を塗る前の下準備工程ではありません。
実は、上塗り塗料の性能を最大限に引き出し、塗り替えの仕上がりと耐久性を左右する重要な役割を担っています。
1:塗料の密着性を高める
下塗りは、接着剤のように、塗装面と上塗り塗料の密着力を高めます。
上塗り塗料だけでは、下地との密着力が弱く、すぐに剥がれてしまうことも。
下塗り塗料を塗ることで、塗料がしっかりと密着し、剥がれにくくなるため、塗料本来の性能や耐久性を発揮できるようになります。
2:塗料の吸い込みを防ぐ
下塗りは、スポンジのように塗料を吸い込んでしまう劣化が激しい塗装面に対して、塗料の吸い込みを防ぎます。
塗料が吸い込まれてしまうと、必要な厚みが得られず、塗料本来の性能を発揮できません。
特に、古い塗装面や傷んだ塗装面には、下塗りが必要です。
□下塗り用塗料の種類と特徴
1:シーラー
シーラーは、下地と上塗り塗料の密着性を高め、塗料の吸い込みを防ぐ効果のある下塗り塗料です。
水性タイプと油性タイプがあり、水性タイプは臭いが少なく、比較的劣化が少ない箇所に適しています。
一方、油性タイプは劣化が激しい下地で使用され、密着性や吸い込防止効果が高いのが特徴です。
2:プライマー
プライマーも、シーラーと同様に、上塗り塗料の密着性を高める効果があります。
種類によっては、サビ止め効果を持つプライマーもあり、主にステンレスやアルミなどの金属素材に使用されます。
3:フィラー
フィラーは、細かなひび割れや凹凸を埋める効果のある下塗り塗料です。
主にモルタルなどのひび割れが起こりやすい外壁に使用されます。
フィラーを使用することで、凹凸を平らにし、ひび割れを隠せますが、埋められる深さは0.3mm程度と限られているので注意が必要です。
4:微弾性フィラー
微弾性フィラーは、シーラーの密着性とフィラーの凹凸を埋める効果を兼ね備えた下塗り塗料です。
塗膜が柔らかくゴムのように伸縮するため、建物の動きに追従し、塗膜のひび割れや剥がれを防止する効果があります。
そのため、モルタルなどのひび割れが起こりやすい下地でよく使われます。
5:バインダー
バインダーは、塗料の吸い込みを抑える機能よりも、下地と上塗り塗料の密着性に重点を置いた下塗り塗料です。
塗料の吸い込みを抑える機能は弱いですが、シーラーに比べて密着性が高いため、金属やプラスチックなどにも使用できます。
主に新築工事など、下地の劣化が少ない場合に使用されます。
6:サーフェイサー
サーフェイサーは、厳密には下塗りではなく中塗りとして使用されます。
下塗りだけでは埋めきれなかった凹凸や傷を隠す効果があり、色ムラをなくし、上塗り塗料の発色を良くします。
□まとめ
塗料の下塗りは、上塗り塗料の性能を最大限に引き出し、塗り替えの仕上がりと耐久性を左右する重要な工程です。
下塗りには、シーラー、プライマー、フィラー、微弾性フィラー、バインダー、サーフェイサーなど、さまざまな種類があり、それぞれの用途や特徴を理解して適切な塗料を選ぶことが大切です。
当社では、豊富な知識と経験に基づいた熟練の職人が施工しています。
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