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工業における光触媒塗装とは何かご紹介!

2024.06.03
 

快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、工業における光触媒塗装とは何か知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、工業における光触媒塗装とは何か、また光触媒塗装ができる条件についてご紹介します。
 

□工業における光触媒塗装とは何か

 
光触媒は、特殊な性能を持つ塗料やコーティング剤の一種です。
外装用と内装用の光触媒がありますが、それぞれ異なる性能を持ちます。
外装用の光触媒は、フッ素やシリコンなどの材料を基にしており、超低汚染性を特徴としています。
 
光の作用により汚れを浮かせ、雨水で洗い流せます。
ただし、水性系の塗料との相性が重要であり、油性塗料との併用は適していません。
 
一方、内装用の光触媒は、クロスや壁などの内装材にコーティングされます。
透明や色付きのタイプがあり、色付きのものは汚れを隠す効果があります。
主な利点は除菌、ウイルス除去、消臭効果であり、老人ホームや病院、店舗、交通機関などで使用されています。
 
特に新型コロナウイルスの対策として注目されています。
内装用の光触媒は長期的な効果が期待でき、一部は15年から20年近く効果が持続するものもあります。
 
過去の外装用光触媒と現在のものは異なります。
以前はTOTOオキツモコーティングスが『ハイドロテクトシリーズ』として先駆的な販売を行っていましたが、現在は多くのメーカーが光触媒の塗料を提供しています。
最近の製品は、下塗りや上塗りに特定のメーカーの製品を必要とせず、光触媒のコーティング剤のみで施工が可能です。
これにより、価格が抑えられ、より扱いやすくなっています。



 

□光触媒塗装ができる条件

 
光触媒塗料を施工する際には、特定の条件が施工効果に影響を与える可能性があります。
以下に、光触媒塗料の施工条件について詳細に解説します。
 

1.隣の家との間に1m以上の間隔がある
 

光触媒塗料の効果は、主に日光の照射によって活性化されます。
隣の建物や樹木などが直接日光を遮る場合、塗料の光触媒反応に十分な光が届かず、効果が低下する可能性があります。
隣地との間隔が十分に確保されていることが望ましいです。
 

2.山と隣接していない
 

山地域では、建物が山や高い建物によって日陰になることがあります。
そのため、日光の照射が不十分になり、光触媒塗料の効果が低下する可能性があります。
斜面に面した建物や周囲が山に囲まれたエリアでは、施工前に日照状況を確認することが重要です。
 

3.外壁材がモルタル製でない
 

光触媒塗料の効果は、表面に微細なナノ粒子が付着していることで発揮されます。
しかし、モルタル製の外壁は、微細な凹凸が少ないため、塗料の密着性が損なわれ、効果が十分に発揮されない場合があります。
外壁材の素材によっては、塗料の適用性を事前に確認する必要があります。
 

4.海岸沿いで潮風にさらされない
 

海岸地域では、潮風による塩分や湿気が建物の外壁に付着し、サビや劣化を引き起こす可能性が高いです。
光触媒塗料は汚れを浮かせて洗い流す効果がありますが、サビの発生はその効果を阻害する可能性があります。
建物の外壁が潮風にさらされる場合は、定期的なメンテナンスが必要です。
 

5.外壁材が激しく劣化していない
 

外壁がすでに劣化している場合、光触媒塗料の効果を最大限に引き出すことが難しくなります。
劣化した表面では塗料の密着性が低下し、塗膜の耐久性が損なわれる可能性があります。
外壁の状態が劣化している場合は、塗装前に修復や補修を行うことが重要です。

 

□まとめ

 
光触媒塗装ができる条件を考慮して、光触媒塗料の施工可否を判断することが重要です。
建物の立地や外壁の素材、環境条件を適切に考慮し、効果的な塗装計画を立てることが建物の美観と耐久性の維持につながります。
山口市・防府市で外壁塗装や屋根リフォーム、外壁サイディングについて検討中の方は、全国施工件数48000件以上の信頼と実績がある当社にぜひ一度ご相談ください。
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