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ガイソー山口店

ブログ

外壁塗装の全工程を分かりやすく解説!工事にかかる日数教えます!

2023.10.24
みなさんこんにちは♪
ガイソー山口店の岡田です(⌒∇⌒)

今日は外壁塗装を検討中の方必見!
『外壁塗装の全工程を分かりやすく解説!工事にかかる日数』も教えます!
外壁塗装工事がどのような流れで進み、各工程で何をしているのか、何のためにその作業をしているのかという目的まで徹底解説します。
併せて工事にかかるおおよその日数も教えますので施工時期の希望がある方は余裕を持って業者に相談するようにしましょう。
また、「いつ塗り替えれば良いのかわからない。」という方のために最適な塗替え時期と外壁の劣化症状についてもお話しますのでぜひ最後まで読んでいただき、今後のリフォームの参考にして下さい♪


① 外壁塗装の全工程/作業ごとの内容と目的

①近隣挨拶

 
(作業内容)…工事が始まる数日前にご近隣様に弊社が『どんな会社なのか』『工事期間』『工事中の留意点』をご説明します。

(目的)…近隣挨拶をしないことによって起こりうるトラブルを防ぐため、施主様に工事期間中安心して過ごしていただけるように行っています。

【近隣挨拶をしなかったことによって起こりうるトラブル】
・工事を開始することについて何も知らなかった
・騒音が迷惑
・塗料の匂いがくさい
・休日に作業して欲しくない
・高圧洗浄の水が散った
・塗料が飛散しないか心配
・近所を知らない人達が出入りしている
・足場を使って窃盗の被害にあった話を聞いたけどうちもそうならないか不安
などなど…事前に挨拶、説明をしない場合に起こりえるトラブルはかなり多いです。
 

②足場組立

(作業内容)…外壁塗装は高所での作業になるので工事を安全に進めるための足場を組みます。職人たちはこの足場に自分の命を預けながら日々作業しています。

(目的)…工事を安全に進めるために足場を組みます。
足場は、高所や建物の外などで作業を行う鳶工の中で「足場の組立て等作業従事者」などの資格を持った人がつくります。建設現場で作業する人にとって、自分の命を預けるとても大事なところです。
そのため、建物が完成した後は取り壊されるのにもかかわらず、図面をつくるなどして事前にしっかりと計画をたて、建物を建てるのと同じくらい慎重で丁寧な仕事が求められます。
 

③洗浄

(作業内容)…外壁に長年溜まった汚れを水洗浄・又はバイオ洗浄で綺麗に洗い落とします。人間でいうお風呂が家の洗浄です。

(目的)…これから新しく塗る塗料の効果が最大限発揮できる「下地をつくる(整える)」為に行います。
外壁に溜まる汚れは実に様々で、砂埃、花粉、油を含んだ排気ガス、コケ、藻、カビ、錆などがあります。これらの汚れが残った状態で上から塗装すると塗ってすぐの表面上は綺麗になったように見えますが、下には汚れが残っていますから塗膜の劣化が早く進行します。
特にコケ、カビなどの微生性の汚れは有機物(汚れや塗料にも含まれているものがあります)を養分に繁殖しますから早期の剥がれやヒビ割れに繋がります。
こうした起こりうるリスクを抑え、下地を整えるために洗浄を行います。

 

④シーリング工事

(作業内容)…目地やサッシ(窓枠)廻りなどにある既存のシーリングをカッターなどの工具を使い撤去し、新しいシーリングに打ち替えます。

(目的)…シーリング「家の防水性向上のため」と「外壁材とドアなどの建材同士がぶつかり合うのを防ぐため」にあります。
家のあらゆるところに使われており隙間を埋めることで雨や湿気などの水分から家を守っています。
つまりシーリングが劣化するとヒビの隙間から雨水が入り込み外壁内部にダメージを与えたり、場所によっては雨漏りの原因になるということです。どんなシーリング材でもおおよそ7~15年くらいで劣化症状が現れますので定期に点検をしておきましょう。

 

⑤下地補修・養生

(作業内容)…外壁にクラック(ヒビ割れ)などの補修の必要がある場所は補修をします。その後塗料が塗装箇所以外に飛散しないように養生をします。

(目的)… 補修の必要がある場所は塗装前に補修し、建物の耐久性を維持、向上させます。養生は塗装箇所以外に塗料がつかないようにするために行います。
軽微のクラック(幅が0.3mm以下)は下塗り剤で補修することができます。しかし、それ以上の大きなものはシーリング材を使って埋める必要があり建物の耐久面は問題なく補うことが可能ですが、塗装をしても近くから見るとその部分だけ目立ってしまいます。完全に元の状態には戻せませんので注意しましょう。

 

⑥外壁・付帯塗装

(作業内容)…下塗り、中塗り、上塗り(上塗り2回とも呼ばれる)の3回塗りで外壁を塗装します。ガイソーは吹き付けではなく手塗りにこだわり一塗り一塗り丁寧に作業しています。

(目的)…外壁材自体に防水性はありません。そのため雨や湿気などの水分があたり内部に浸入すると耐久性が落ちてしまいます。人で例えるなら適度な時間お風呂に入ると問題はないですが、あまりに長時間浸かり続けると皮膚がシワシワになり、やがてブヨブヨゴツゴツになって何かに触れると痛みが出るのと同じです。
外壁などの素材を水から保護するために塗装をします。
水だけでなく紫外線や汚れからも塗料が代わりにダメージを受けることで守ってくれています。
つまり、塗料が劣化する=保護がなくなる=外壁材に直にダメージが及ぶ=建物に深刻な影響が出ることになるということです。劣化が見られたら早めにメンテナンスしましょう!と言われるのはこのためです。

 

⑦社内検査・施主様検査

(作業内容)…塗りムラや塗り残しがないか、施工に不備がないかなどを社内で検査した後、施主様にも同様に検査していただきます。

(目的)…職人も人間ですのでどんなに気を付けていてもミスをしている場合があります。
特に近距離で塗装をしていると全体を見ることができないので塗りムラや塗り残しに気づきにくいのです。
こうしたミスを複数の人の目を通すことによってなくし、より良い状態でお引き渡しすることが目的です。
 

⑧手直し

(作業内容)…検査で見つかった塗りムラや塗り残し、塗料の飛び散りなどを手直しします。

(目的)…検査と目的は同じでより良い状態でお引き渡しすることが目的です。
お客様に預けていただいた家を最高の状態にしてお返しすることで「ありがとう!綺麗になって嬉しい!」とお礼と喜びの言葉を頂ける。この瞬間の為に私たちは日々頑張っているのかもしれません。
本当にそう思えるくらいかけがえのない瞬間です。

 

⑨足場解体

(作業内容)…手直しが終了したら足場を解体します。

(目的)…足場がかかっている時には気づけなかった塗りムラや塗り残しがある場合があります。そのため、足場解体後に少し時間を置き再度施主様に問題がないかを確認していただきます。
こちらもより良い状態でお引き渡しすることが目的であると言えるでしょう。

 

清掃・引き渡し

(作業内容)…全ての作業が完了したら家周りの清掃や洗浄を行い、工事が完了したことを施主様にご報告します。
問題がなければお引き渡しし、工事完了となります。
 
(目的)…工事中に出たゴミや塗料缶がそのままになっていないかなどを確認し、家周辺の枯葉の掃除や通路や表札の洗浄を行う場合もあります。
こちらもより良い状態でお引き渡しすることが目的であると言えます。
最後に工事完成引き渡し書にサインをいただき完了となります。

 およそこのような流れで工事が進んでいきます。
シーリングや下地補修などは家の状態を見つつ順番が変わることもあります。
外壁塗装工事にかかる日数は足場組立~足場解体の日まででおよそ1~2ヵ月程度です。
ただしこれはお住まいの状態や施工面積によって変動しますので参考程度にとどめておいてください。

アフターサービスについて



こちらも気になる方が多いと思いますので説明します。
工事が終わったら業者からの連絡もアフターサービスが何もなくてガッカリ…こうしたお話をよく耳にします。
この記事を読んでいる方の中にも同じような経験をされた方がいるかもしれません。
そこで当店ではどのようにアフターアフターサービスを行っているのかをご紹介します。
ガイソー山口店では施工後3ヵ月・12ヵ月のタイミングで点検を行っています。
足場を撤去した後しばらくして塗り残しに気づくということもありますし、新たに工事の相談がしたいと言ってくださるお客様もいらっしゃいます。
点検では担当者が塗料の付き具合はどうか、艶はどうか、施工後困ったことはないかなどを確認し、記録、必要に応じて手直しすることでお住まいとそこで暮らす方の健康を維持できるようにしています。工事を依頼する場合は施工後のケアがあるかどうかもきちんと確認しておきましょう!

 

最適な塗り替え時期と劣化症状について

そもそもいつ塗り替えれば良いのかわからない。という方多いのではないでしょうか。
劣化症状はたくさんあるのでどの症状が緊急性が高いのかはわからない方がほとんどだと思います。
そこで最適な塗り替え時期と劣化症状を緊急性の高低別にご紹介します。
これを参考にお住まいの状態をチェックし、当てはまる症状で緊急性の高いものがあればすぐにメンテナンスをしましょう!

【最適な塗り替え時期】

塗装において”最適な時期”とされているのは比較的初期~中期手前の劣化症状が見られるタイミングです。
具体的には『色褪せ』『塗膜の剥がれ』『チョーキング』が出ている時です。
なぜ比較的初期~という表現を使ったかと言うと、あまりに初期の場合は軽微なメンテナンスで済む・もしくはまだメンテナンスしなくても良い可能性が高いためです。
塗装はおよそ10年ごとに塗り替えるのが一般的です。仮に3年前に塗り替えをしたとします。極めて初期の劣化症状が出てきたので塗り替えをしたとします。
そうするとまた10年後にメンテナンス時期が来るわけですから7年分損をしたような気持ちになりますよね。
かなり初期の段階でも飛び込みで営業をかけられるお宅は多いです。
知識がない人からすれば「メンテナンスした方が良いですよ!」とすすめてくる営業をプロだと思うのは自然なことで、そのプロが言うのだからと信じて工事を依頼したという方もいらっしゃいます。そうした”もったいない”思いをせず上手くお住まいを守るためには適切な時期の見極めが重要です。わからない場合は信頼できそうな業者に点検や相見積もりを依頼しじっくり検討するようにしましょう!

【劣化症状】

①汚れ

緊急性:低い
段階:初期(ただし汚れの種類や範囲によって変動する)
自分で洗浄可能な汚れは自分でメンテナンスすることで長くお住まいを守ることができます。

②色褪せ

緊急性:比較的低い~やや高い(色褪せ具合によって変動)
段階:比較的初期
塗膜が劣化しているサイン。日がよく当たる面では特に劣化が進行しやすいため注意が必要。塗り替え最適時期です。

③塗膜のひび割れや剥がれ

緊急性:やや高い~高い(広範囲に見られる場合には緊急性が高くなる)
段階:中期
塗膜が劣化しているサイン。剥がれ=塗料による保護がなくなっている状態なので放置するとクラックなど外壁材の方にも症状が出てくるようになります。塗り替え最適時期です。

④チョーキング

緊急性:高い
段階:中期
塗膜が劣化し、塗料が持っていた防水性などの効果が低下・又は失われているサイン。塗り替え最適時期です。

⑤錆(サビ)

緊急性:高い(腐食の進行度合いによって変動)
段階:中期~後期
サビは劣化の進行が早く、耐久性を大きく下げてしまうため早い段階でメンテナンスをすることが大切です。

⑥クラック(ひび割れ)

緊急性:高い~非常に高い(ひびの大きさ、幅、範囲によって変動)
段階:中期~後期
ヒビの大きさ(幅)によっては隙間から雨水が入り込む可能性が高く、そうなると外壁内部にダメージを与え更に劣化が進行。建物自体に大きなダメージを与える恐れがあるため早い段階でメンテナンスをすることが家の寿命を守ることに繋がります。

⑦爆裂

緊急性:非常に高い
段階:後期
ヒビ割れなどから侵入した水分がコンクリート内部の鉄筋に付着することで次第に鉄筋が錆び始め、次第に体積が増加してコンクリートを内側から圧迫することで爆裂が起きます。
建物の耐久性に大きく影響を及ぼす大変危険な状態です。こうなる前に業者に相談・メンテナンスをしておきましょう!


最後に伝えたいこと


「良い塗料を使えば家の寿命が延びる」というわけではありません。
どんなに良い塗料を使っても下地、塗料より内側の部分が傷んでしまっては意味がないのです。
お住まいの寿命を守るために『定期的な点検・適切な時期のメンテナンス』を意識し、余裕を持って業者の選定や相談を行うようにしましょう!

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