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クラックの補修方法についてご紹介します!

2024.03.13
 快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、クラックを発見してどのように対処すればよいか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、クラックとは何か、クラックの補修方法についてご紹介します。
 

□クラックとは

 
クラックには、表面のひび割れである「ヘアークラック」と、建物の構造に由来する「構造クラック」の2つがあります。
 
「ヘアークラック」は0.3mm以下の表面ひび割れを指し、この段階では補修は必要ありません。
 
一方で、「構造クラック」は建物の構造に影響されて生じるクラックで、放置するとクラックが拡大し、雨漏りや地盤沈下などの問題を引き起こします。
ご自宅のクラックを確認し、「構造クラック」の症状と照らし合わせてみましょう。
 

1.幅0.3mm以上、深さ0.5mm以上のクラック

 
0.3mm以上の幅と5mm以上の深さのクラックは「構造クラック」です。
原因は建設時の欠陥工事、経年劣化、地盤沈下などさまざまですが、建物の動きによりクラックが生じます。
クラックの幅や深さが広がると、雨水が浸入してしまいます。
0.3mm以上のクラックを見つけたら、即座に専門業者に点検してもらい、補修を行いましょう。
 

2.細かい無数のクラック

 
同じ場所に小さなひびが3つ以上ある場合は警戒が必要です。
通常、0.3mm以下の小さなひびであれば補修は不要ですが、1mの範囲に3つ以上のクラックがある場合、「構造クラック」の可能性が高いです。
同じ場所に力がかかり、地盤が歪んでいる可能性もあるため、専門業者に見てもらいましょう。
 

3.真横に延びるひび割れ

 
真横にクラックが入っている場合、構造的な問題がある可能性があります。
専門業者に点検してもらい、すぐに補修を行いましょう。
横クラックは縦のクラックよりも水を多く吸収するため、雨が降ると内部まで水が浸入します。
基礎の場合、内部の鉄骨が錆び、モルタル壁の場合、内部のラス網(金属網)が錆びてしまいます。
 
内部が錆びると、補修だけでなく鉄骨の交換やモルタル壁の左官作業が必要になります。
 

□クラックの補修方法

 
クラックの補修方法には、以下の3つがあります。
 

1.シール工法

 
シール工法は、幅0.2mm~0.3mmのクラックに適しています。
この方法では、クラック部分を清掃した後、可とう性エポキシ樹脂やカチオン系ポリマーセメントフィラーをクラックに刷り込みます。
シリンダー座金やコーキングガンを使用してシーリング材を注入し、最後に表面を仕上げることで、DIYで手軽に補修が可能です。
 

2.樹脂注入工法

 
樹脂注入工法は、幅0.3mm以上のクラックに対応しています。
この方法では、シリンダー座金にシーリング材を塗り、エポキシ樹脂を注入して補修します。
座金にシーリング材を塗布し、エポキシ樹脂を注入後、シリンダーを外して仕上げを行います。
専門的な作業が必要であり、DIYは難易度が高いため、プロに依頼することが一般的です。
 

3.カットシーリング充填工法

 
カットシーリング充填工法は、幅1.0mm以上のクラックに対処する方法です。
この手法では、クラックに沿って溝を掘り、清掃した後、プライマーを塗布します。
次にシーリング材を充填し、最後にポリマーセメントペーストを塗り表面を整えます。
この手法は専門的な技術と特殊な工具が必要であり、DIYは危険を伴うため、業者に依頼することが推奨されます。

 

□まとめ

 
「構造クラック」は建物の構造に影響されて生じるクラックで、放置するとクラックが拡大し、雨漏りや地盤沈下などの問題を引き起こします。
そのため、構造クラックは補修が必要です。
山口市・防府市でクラックでお悩みの方は、全国施工実績48000件以上の信頼できるブランドである当社に、是非一度ご相談ください。
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