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屋根横葺き工法のメリット・デメリットと屋根材選びのポイント

2025.05.23
 
屋根リフォームを検討中の方にとって、屋根材の種類や工法選びは大きな課題です。
特に、横葺き屋根はデザイン性や機能性に魅力がありますが、適切な選択をするためには、その特徴やメリット・デメリット、注意点などを理解しておく必要があります。
今回は、横葺き屋根について解説し、リフォーム検討の際の判断材料となる情報を提供します。
 

屋根の横葺き工法の特徴と選び方

 

1:横葺き屋根とは何か

 
横葺き屋根とは、屋根材を地面と平行に、つまり水平方向に葺いていく工法です。
縦葺きと異なり、屋根材のつなぎ目が水平に並ぶため、デザインの自由度が高いのが特徴です。
さらに、平葺きと段葺きの2種類があり、平葺きはつなぎ目がフラットでモダンな印象、段葺きはつなぎ目に段差があり立体的な印象を与えます。
 

2:横葺きと縦葺きの違い

 
横葺きと縦葺きの主な違いは、屋根材の葺き方向です。
横葺きは水平方向、縦葺きは屋根の傾斜に沿って垂直方向に葺きます。
この違いにより、施工できる屋根の勾配やデザイン、雨漏りへの対策などが異なります。
一般的に、横葺きは3寸以上の勾配が必要とされ、縦葺きはそれよりも緩やかな勾配でも施工可能です。
また、デザインの自由度では横葺きの方が高く、様々な屋根材や色、パターンを選ぶことができます。
 

3:横葺き屋根のメリット・デメリット

 
横葺きのメリットは、デザイン性の高さ、防音性の高さです。
様々な屋根材を使用でき、カラーバリエーションも豊富なので、住宅の外観デザインに合わせた自由な設計が可能です。
また、屋根材が比較的小さいため、縦葺きと比べて雨音などの騒音を軽減する効果も期待できます。
 
横葺きのデメリットは、施工できる屋根勾配の制限、排水性の低さです。
勾配が緩いと雨水が流れにくく、雨漏りのリスクが高まります。
そのため、一般的には3寸以上の勾配が推奨されます。
また、屋根材のつなぎ目が多いことから、施工精度が雨漏りリスクに大きく影響します。
 

4:横葺き屋根に適した屋根材

 
横葺き屋根には、ガルバリウム鋼板が適しています。
ガルバリウム鋼板は軽量で耐久性、耐腐食性に優れ、様々なデザインに対応できるため、横葺き屋根に多く採用されています。
断熱材一体型のものも選べ、断熱性・防音性を高めることができます。
一方、トタンはコストが低いものの、耐久性や耐水性に劣るため、横葺きにはあまり適していません。

屋根の横葺きリフォームを成功させるためのポイント

 

1:屋根の勾配と横葺き屋根の関係性

 
横葺き屋根は、適切な勾配が確保されていないと雨漏りの原因となります。
一般的に3寸以上の勾配が推奨されますが、屋根の形状や地域性なども考慮する必要があります。
勾配が緩い場合は、縦葺き屋根の方が適している場合があります。
 

2:屋根の横葺きリフォーム後のメンテナンス

 
横葺き屋根は、定期的なメンテナンスが必要です。
特に、屋根材の劣化や破損がないか、雨漏りの兆候がないかを定期的に点検し、必要に応じて修理や塗装を行うことで、建物の寿命を延ばすことができます。

まとめ

 
今回は、横葺き屋根の特徴、メリット・デメリット、選び方、リフォーム後のメンテナンスについて解説しました。
横葺き屋根はデザイン性が高い反面、勾配や施工精度に注意が必要な工法です。
リフォームを検討する際には、屋根の勾配や状態を正確に把握することが重要です。
適切な選択とメンテナンスを行うことで、長持ちする美しい屋根を実現できます。
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