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ガイソー山口店

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【屋根カバー工法】の施工手順やメリット、屋根材の種類まで徹底解説!

2023.10.26
みなさんこんにちは♪
ガイソー山口店の岡田です(⌒∇⌒)
今日は今人気の【屋根カバー工法】に着目!施工手順やメリット・デメリット、工事にかかる日数、屋根材の種類や特徴まで徹底解説します!
この記事を読めば屋根カバー工法のことがまるっとわかること間違いなしなのでぜひ最後まで読んでいただき、今後のリフォームの参考にして下さい。
 
皆さんは屋根のメンテナンス(工事)と言われたら何を思い浮かべますか?
恐らく多くの方が塗装や葺き替えをイメージされると思います。
今回ご紹介する屋根カバー工法はその名のとおり『既存の屋根材の上に軽い屋根材を被せてカバーする』施工方法の事です。
「重ね葺き・カバールーフ工法」とも呼ばれています。
スレート屋根のリフォームで選ばれることの多い工事で、解体作業を必要としないため廃材が少なく低コストで済むことや、
短期間でリフォームできることから人気を集めています。
使用する屋根材によって特徴や効果に差があり、デメリットである耐震性の低下に着目・特化したものもあります。
既存の屋根の重さ+カバー用屋根材の重さとなり現状より重たくはなるということを覚えておきましょう!

瓦屋根や下地の劣化が激しい屋根の場合は施工できません。
お住まいの状態が気になる方は現地調査の際、担当者にしっかりと確認をしておきましょう。

施工手順

①足場組立
工事を安全に進めるための足場を組みます。職人たちの命を守る大切な工程なので丁寧な仕事が求められます。
②洗浄
屋根にコケ・カビによる汚れが多く発生している場合…こうした汚れが大量に発生していると新しい屋根材を既存の屋根の上にしっかりと固定することができないことがあります。そのため洗浄を行い下地を整える必要があるのです。
太陽光パネルがのっている場合には先に取り外してから工事を進めます。
③既存板金撤去
既存の棟板金とその下地となっている木材(貫板/ぬきいた)を取り外します。撤去した後の、下地になっていた木材を見てみると、腐ってぼそぼそになってしまっていることが多いです。既存の屋根の下地に防水シートが使われていれば雨漏りすることはほとんどないため気づきにくいです。虫がいることもあります。
雪止め金具が取り付けられている場合はこれも取り外し、木っ端などのクズをすべて清掃。
きれいな状態にしておきます。
カバー工法の場合、撤去するのはこれらの部分のみなので、解体費や廃材処分費を削減することができます。
④防水シート貼りつけ
防水シート(ルーフィング)を貼ります。
貼る時は軒先(屋根の下部)から棟上(屋根の上部)へ貼り進めるようにします。
雨水は屋根の高い方から低い方へ向かって流れるため、その方向を守らなければ水の流れに対して浸入する隙間を作ってしまうことになるんです。
また、この時紙を10cm程度重ねることで、万が一屋根材の下に水分が入り込んでしまっても屋内まで浸入しないようにすることができます。
⑤役物加工・取り付け
屋根カバー材の取付けは軒先から順番に本体を張っていきます。
そのスタートになる軒先スターターや谷水切りなどの役物と呼ばれる板金を加工し取り付けます。
既存の破風板や鼻隠しの傷み具合によっては、ここで板金を巻くこともあります。なかなか足場を建てる機会もないので、この機会に雨樋やその他の付帯する箇所のお手入れをされるのがおすすめです。
⑥本体取り付け
軒先から順番に本体をビス止めしていきます。「嵌合(かんごう)方式」という方式で取付ける構造になっており、取付けた本体の上部に次に取付ける本体の下部を引っ掛けながら固定していきます。この方式によって、揺れにも対応できる地震に強い屋根になります。雪止めも適切な数を取付けながら張り進めます。
⑦棟板金取り付け
最後の仕上げとなる、棟板金の取り付けをします。下地となる木材をビス止めし、その上に板金をかぶせて固定します。屋根の美しさは棟で決まると言っても過言ではありません。板金の折り加工や納まりのきれいさで職人の腕がわかります。ガイソーには、熟練の腕利き職人が多数在籍しておりますのでご安心ください。
⑧シーリング処理
雨水が侵入しないよう、シーリングによる防水処理を施します。屋根と壁の取合いの所などもしっかりとコーキングで埋めていきます。既存の屋根に防水シートを貼って施工しているとはいえ、万が一のことがないよう念には念を入れて丁寧に処理します。
⑨完成
これにて完成です。金属の屋根材は、雨が屋根に当たったときの音がうるさいのではとご心配される方も多いですが、スーパーガルベストやガルテクトのような断熱材をサンドした材料なら、部屋の中で聞こえる雨音は最小限に抑えられる上に、断熱効果で2階のお部屋に熱がこもるのも軽減してくれます。耐久年数は驚異の20年。長持ちする丈夫な屋根にしておけば今後も安心ですよ。

メリット・デメリット・工期について

【メリット】
①解体工事費、廃材処分費を大幅に削減できるため低コストかつ短期間での施工が可能
②1度の工事で寿命を劇的に延ばす
③2階の熱ごもり軽減
④雨が降っても静か
⑤意匠性が高く、カラーやデザイン豊富なので手軽にイメージチェンジすることができる

【デメリット】
①外壁材を重ねることで重みがでるので、耐震性に注意が必要(屋根材による)
②下地のメンテナンスを行うことができない
③特定の屋根材や下地の状態によって施工ができない

【工期】
カバー工法の工期は驚くほど短くおおむね一週間もあれば工事が終わる場合が多いです。
ただし屋根の形状や広さによっても変動しますのであくまで参考程度にとどめておきましょう。

屋根カバー材の種類と特徴

ガルバリウム鋼板・ジンカリウム鋼板
『ガルバリウム鋼鈑』は"アルミニウム55%、溶融亜鉛43.4%、シリコン1.6%"
『ジンカリウム鋼鈑』は"アルミニウム55%、溶融亜鉛43.5%、シリコン1.5%"でメッキし作られており、ほぼ同じものです。
薄い素材でありながら耐久性に優れており軽量なので屋根に負担をかけずに耐震性を向上させることができます。
鋼鈑のみではなく表面に天然石が着いたものもあり、製品によってデザインや色が様々なのでお住まいにあった色やデザインを選択することができます。

関連商品ページ↓
高耐久ガルバリウム鋼板【イージーガード】
天然石吹付ガルバリウム鋼板【コロナ・セネター】

その他カバー用屋根材商品ページ↓
高度な機能性と意匠性を兼ね備えた【オークリッジスーパー】
高耐久・高断熱性能を併せ持つ金属屋根材【スーパーガルベスト】
エスジーエル鋼板
『エスジーエル鋼板』はアルミニウムと共にマグネシウムも含んでメッキされているものです。
サビにくく高耐久なことで知られているガルバリウム鋼板をよりサビにくく高耐久に改良したものがエスジーエル鋼板。
ガルバリウムに比べ沿岸部での塩害の影響が少なくて済むことも特徴の一つです。
そのため、塩害の影響が大きい地域で積極的に使われています。

関連商品ページ↓
日鉄鋼板株式会社【SGL商品ページ】
施工費用はお住まいの屋根の面積や、状態によってオススメの屋根材が変動しますので一概には言えません。
下地の状態が悪い場合にはカバー不可の場合もございます。
より正確な診断、金額をお出しするには実際に現場を見させていただく必要があるんです。
お住まいの状態が知りたい方、カバー工事が気になっている方、その他ご相談がある方は下記該当フォームよりお気軽にお問い合わせください(⌒∇⌒)

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