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ガイソー山口店

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屋根塗装後の縁切り不要!タスペーサーについて

2023.01.19
みなさんこんにちは♪
ガイソー山口店の岡田です(⌒∇⌒)

みなさんはタスペーサーって知っていますか?
タスペーサーはセイム社が販売している商品なのですが…この小さな商品が屋根施工を助ける大きな存在なんです!
これまでカラーベストやコロニアル屋根の塗替え時は縁切り作業が不可欠でした…でもこの縁切り作業、すごく手間がかかるんです。

【縁切り】

縁切りとはカラーベストやコロニアル屋根の塗替え時に必要な作業です。
屋根塗装後に屋根材の重なり部についた塗膜をカッター等で除去することを『縁切り』と言います。
塗装後の一枚一枚引っ付いた屋根をカッター等で切っていく必要があるためかなり手間のかかる作業なんです。

ではなぜ縁切りをするのか?

それは塗膜がくっついたままだと雨等の排水を妨げ室内に侵入し、下地材の腐朽や雨漏りの原因になるからです!
縁切りが必要な屋根材は表面に溝があり、この溝は屋根材の下に雨水が侵入した際に排出できるようになっています。
ところが屋根塗装をすることでこの溝を塗料でふさいでしまうことがあり、そうなると雨漏りに繋がってしまうため縁切りが必要でした。
内部結露を防ぐ役割も担っています。
従来の縁切り工法では…

・仕上がった屋根に上って作業するので足跡がついてしまう
・工具を使うので、塗膜を傷つけてしまったり、屋根材が破損する場合もある
・一度縁切りを行っても、屋根材の重なり部分の塗料が乾かず再度密着してしまうことがある
といったデメリットがあります。
タスペーサーを使うことでこれらの問題を解消できるんです!!

施工の流れ

【洗浄】
塗装は下地も大切です!
綺麗な下地は屋根の健康を維持するために大切です!
この洗浄作業で汚れをしっかりと落とし下地を整えます(⌒∇⌒)
【タスペーサー挿入1】
タスペーサーを挿入していきます。
【タスペーサー挿入2】
タスペーサーを挿入していきます。
【下塗り】
下塗りをします。

最適な下塗り塗料で、塗料性能を発揮するベースをつくります。
下塗には外壁素材と塗膜をつなげる接着剤のような役割があります。
【中塗り・上塗り】
中塗り・上塗りをします。
この工程によって、高い塗装品質を確保します。
中塗り、上塗りと2回色を塗ることで塗料に厚みを持たせ丈夫な屋根をつくります!
タスペーサーを使用しているので屋根塗装後の縁切り不要!
【施工完了】
最終確認をして施工完了です(^▽^)

【まとめ】

タスペーサー施工をするメリットは従来の縁切り作業にあったデメリット。
・仕上がった屋根に上って作業するので足跡がついてしまう
・工具を使うので、塗膜を傷つけてしまったり、屋根材が破損する場合もある
・一度縁切りを行っても、屋根材の重なり部分の塗料が乾かず再度密着してしまうことがある
これらを解消できることです。
また、手間が減ったため作業性が上がり、お客様・職人の負担が減ったこともメリットと言えると思います(⌒∇⌒)

塗装業界もどんどん進化し、便利により良いものをお客様に提供できるようになってきています(o^―^o)
日本の住宅を守れるよう私たちも頑張ります!!
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